新型コロナウイルス感染流行に伴う介護職のメンタルヘルスに関する調査について

 

新型コロナウイルス感染流行に伴う介護職のメンタルヘルスに関する調査について

 

 昨年末頃より、世界的に蔓延・流行している新型コロナウイルス感染は、高齢者の方が罹患すると重症化しやすいという報告もあり、認知症の人およびその介護者の方は、日々不安や緊張を感じておられると思われます。そしてその認知症の方を含めた高齢者およびその介護者の方を支えている、病院あるいは介護施設においてクラスター発生の報告が相次ぎました。このような中、患者様の治療・ケアにあたる医療職や介護職の方々が、さまざまな精神的ストレスにさらされていることが徐々に明らかになってきています。本調査は、特に感染への脆弱性が指摘されている高齢者をケアする介護職の方々のメンタルヘルスの状況を把握し、そのメンタルケアに役立てることを目的に行うものです。

 本研究は、筑波大学医学医療系医の倫理委員会の審査を受け、医学医療系長の許可を受けて実施されます。結果につきましては、今後学会などで公表を考えております。

 茨城県認知症疾患医療センターより、本調査についてご協力のお願いのご連絡をさせていただくことがございます。その際にはご協力いただけましたら幸いです。

 何卒、ご理解賜り、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 筑波大学附属病院 認知症疾患医療センター センター部長 新井哲明

2020年11月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : ibarakininchi